我らがアウォークン女王、マラ・ソヴ様へ
女王陛下、1つ懇願させていただきたく、手紙を書かせていただいております。私が懇願させていただきたいのは他でもない。故郷への帰還をお許しいただくこと。
女王の使者として任命されてから何年も経ちます。かつては誇り高きコルセアの1員として陛下にお仕えしていました。同胞達と共に陛下の意思を正確に貫き、リーフの守護のために星々を飛び回りました。
アメジストの壊滅後、悲しみのどん底に浸らなくても済んだのは陛下に尽くす義務があると思えたからです。あの時、姉妹達を失い、そして私自身の人生も失われ... 心の中に大きな穴が開いたようでした。
陛下へお仕えするという誇りのお陰で私はその開いた穴を埋められた気がしました。
コルセアに昇進していただき、ウルブズへの復讐を可能にしてくださいました。この怒りをリーフの防衛、サポート、壮大な戦いに向けることができました。このように打ち込めるものがなければ、私の心は蝕まれてしまいます。それは陛下も百も承知だと存じます。
ヒルダの攻防を戦い抜けたのも、任務への誇りがあったからです。反撃中のウルブズの最後の希望となっただろう、「忘れられたケル」と歴史に名を残すベリニクスとの戦いに勝利できたのもそのお陰です。ですが、今の任務に降格されたのはこの自惚れのせいだったのですね。
陛下、もう1度私の言い分を説明させてください。ガーディアンがあんな行動に出るとは思いもしませんでした。私はアウォークンのやり方しか知らずに生きてきました。
ウルブズがあの谷に侵入しました。接近は拒まれ、見張りもそこら中に配置されていました。あの場所への奇襲は賢明ではなく、アウォークンの命を無駄に落とさせることはできませんでした。その時、ガーディアンを見かけました。ガーディアンもあの場所に向かっているのは知っていましたが、私達と同じ判断をするだろうと思っていました。そう思い込んでクロウ達を呼ぶなど愚行でした。
ユルドレン王子の攻撃船隊は完璧に射撃任務をこなしてくれました。正確に1点だけが撃ち抜かれました。ですが、その爆発でウルブズだけでなく、ガーディアンとそのゴーストも巻き込んでしまいました。ガーディアンの攻撃隊が3隊、私の指示で一瞬にして消え去りました。シティの怒り、預言者の激しい非難。全て私の責任です。弁解のし様もありません。
ですが、リーフ戦争からもう何年も経ちました。シティ、そしてそこに住む者達。私達とは違います。この世界における自分達の立場をまるで分かっていません。私が説明しようとしても聞く耳も持ってくれません。
お願いです。故郷への、リーフへの帰還をお許しください。
もう1度、陛下にお仕えするチャンスを与えてください。