イシュタルコレクティブの記録より
サンダレシュ: 考えがある。
エシ: なら、仮想世界でも同じことを思いついてて、ベックスも気づいてるはず。
デュアン・マクニア: 関係ないよ。ベックス地獄に囚われてるなら、何もでき――
シム: 「現実」と「非現実」について語るのはやめろよ。どんな現実だって法則を実行するプログラムに過ぎないんだ。意味があるのは主観性だけだ。
サンダレシュ: あの被検体が作った仮想世界じゃなくて、現実世界にいるものとして行動しなきゃだめ。でないと、諦めたも同然になるから。
エシ: 作り物の方のマヤも同じこと言ってる。
サンダレシュ: チオマ、お願いだから黙って。何の助けにもならないから。
デュアン・マクニア: 仮想世界っていうのは単なる広告板かもしれない!内面性なんて存在しないのかも!きっとただのはったりだよ!
シム: お前が黙ってるところを誰かに再現してもらいたいよ。
サンダレシュ: 私達が偽者だとすると、私達はベックス被検体内の処理能力で作り出された宇宙の枠の中に存在する。もし私達が本物なら、その枠から抜け出さないといけない。
エシ: ...助けを呼ぶ?
サンダレシュ: その通り。被検体よりも頭の良い誰かを連れてくるの。真似たり予測するには大きすぎるもの。ウォーマインドを。
シム: 現実世界では、ウォーマインドはベックスが予測できないような行動を取れる。頭が良すぎるくらいだ。ウォーマインドならベックスに入り込んで... 「俺達」を救出できるかも。
デュアン・マクニア: そんなことしたら、ベックスに永遠に痛めつけられないか?あるいは消去されるとか?
サンダレシュ: 単に消去されるかもね。でも他の可能性に比べれば... まだマシな結末だと思う。
エシ: 同感。
シム: 決断を下した瞬間に、ベックスも行動を起こすかも... 今のうちだ。最後にこの安定した瞬間を楽しもう。
サンダレシュ: [不明瞭な音]
シム: 2人ともかわいいな~。
デュアン・マクニア: クロビスの仕事を取ってればよかった。