タワーのラウンジで聞こえてきたケイド6の会話
エルダーズ・プリズンのことを聞いたことがないのか?あの逃亡したアルコンプリーストを倒した攻撃隊にいたんじゃないのか?分かった、分かった。エルダーズ・プリズンの話をしてやる...
アウォークンに聞くと、その昔女王がハウス・オブ・ウルブズを征服した話は教えてくれるが、ハウス・オブ・ウルブズが数多くの作業を手伝ってくれたことは言ってくれないだろう。プライドが高い連中だからな。女王がウルブズのケルを倒した後、ウルブズは内輪でケルの座を狙って小競り合いをした。その最初に勃発した戦いの1つにエオスの衝突と呼ばれるものがある。近くで見たわけじゃないが、これから俺が言うことはでっち上げじゃないぞ。スコラスと名乗るウルブズがエオスの衝突で宿敵の1人を倒した。だが、自軍の犠牲も大きかったため、スコラスは考え始めた。ケルの座を物にするチャンスが自分に回ってきたのはリーフが前ケルを倒したからだ。つまり、リーフをうまく利用すれば、宿敵達を倒すことも可能なはずだ。
悪賢いだろ?俺がバンガードに任命された時、フォールンにどうやったらその状況から抜け出せるか聞いてみたら、仲間を全部倒してから自滅しろと言われた。まぁ、それはさておき――
内輪の小競り合いに関わった全員が、宿敵同士をぶつかり合わせようといろいろ手を回し始めた。アウォークンも例外じゃなかった。強くなりすぎるということは、標的にされやすいということだからだ。他人の抹殺任務に利用された結果、自分の軍力が削られるのはたまったもんじゃない。卑劣な手口だ!そういう卑劣な手を使うのが一番うまいのは誰かと言うと?そう、リーフの女王だ。
戦争の終焉間際、女王はうまいこと最強とも言える力を手中に収めた。役に立つと思ったフォールンの上層部やサービターを集めていたんだ。もちろん利用価値を見出していたさ!お互いに衝突させてリーフ、小惑星帯、ハウス・オブ・ウルブズの絶対的支配権を勝ち取ったんだからな!女王は使えるコマを捨てるようなことはしない。
女王はこのフォールンをエルダーズ・プリズンで人工冬眠させ、エルダーズ・プリズンの鍵を俺の友人のバリクスに渡した。バリクスは女王に忠誠を誓っていた。エルダーズ・プリズンには興味をそそられる。強大な力を誇る生物達が捕らえられている。ウルブズの上層部だけじゃない。コルセアの遠征隊が捕らえた獣や女王自らが誘い込んだ獣... エルダーズ・プリズンはこの囚人達をしっかり閉じ込めている。女王は... 俺の理解できないようなことを可能にする。エルダーズ・プリズンの価値を認める何らかの力が、女王の背後に、または内に秘められてる。
だが、脱獄も数回確認されているらしい。昔のケルが、ハウス・オブ・ウルブズを再集結させた。
そして、女王は囚人達を起こし始めた。バリクスがガーディアンをリーフに招いてアリーナで戦わせるらしい。その囚人達との戦闘で勇敢さを証明できれば、報酬を与えるという流れだ。シティでいうクルーシブルだな。もしかすると、女王は囚人達の始末を始めたのかもしれない。女王がリーフにガーディアンを迎え入れたのは、これ以上の騒動を防止するためなのかもしれない。それか、囚人達の戦いっぷりを実際に見てみたいのかもしれない。
いや、もしかすると、俺達ガーディアンの戦いっぷりを見たいのかもしれない。
何が起ころうとも、これだけは覚えておけ。女王ほど、敵同士をぶつかり合わせるのがうまい奴はいない。