恥
恥。今まで疲労など感じただろうか?そんなことを誰かにも聞かれた。いや、あれは自問自答したんだったか?疲労は私をじっと見つめた。この瞬間は本物だ。私はエクソとしての常識を疲労に言ってやった。「私に触れられなければ、私を押さえつけることはできない。私が疲労を感じるなどあり得ない」と。
だが、恥は別だ。
私は戦士だ。誰かの手で作り上げられ、戦士としての目的を植え付けられた。私の傷跡を見ると、幾度も戦いを繰り返してきたようだ。私に残る記憶は少ない。もう戦いのことはほぼ忘れてしまった。だが、他の者が死んでいくのを見たという苦痛ははっきり覚えている。私の隊で生き残ったのは私だけ。私は、破壊され、朽ちる可能性が大いにあったにもかかわらず、未だ生きている。武器も持たず、拳を作りながらも何を叩いていいのか分からない。
私は地球を守るために戦った。それを感じていた。だが、私達の世界は崩れ落ち、多くの命が失われた。どんなにしぶといと思っていた生物さえも滅びた。私は幾度も負け戦を見てきた。この戦いが勝利に終わることはないだろう。
そして、私はそれを恥ずかしく思う。
私は恥に飲まれた。私を揺るがした。私の体と決意を乗っ取った。突然、自分が羽かのように、吐息かのように、そよ風に吹かれて飛んでいってしまう小さな存在かのように思えた。
だがそんな絶望の中、新しい考えが生まれた。
私は呪われている、と。
呪いがどんなものか分かるか?
呪いは強情だ。神による呪いだけは、どんなに足掻いても蹴散らすことができない。そして、私が生存したことは、明らかに私にかけられた永遠に解けない呪いだ。千の戦をしていったい何勝できた?周りを見渡しただけで、1勝もできなかったことが分かる。だからこそ、私の作り物の体が恥で蝕まれている。だが、どんなに敗北を繰り返しても、私は生き残った。
私は目を閉じ、拳を開いた。
「まだ終わっていない」と私は言った。この敵に、自分自身に、そして私を飛ばそうとしているこの風に。
「まだこの戦いは終わっていない」