トワイライトの終焉
彼は自分の光が奪われていくのを感じた。残された光を呼び起こし、最後の希望に託した。
後ろへよろめくと同時に、バーーーン!
やった。ケルの目のすぐ上に貫通した。エーテルが頭から流れ出し、2人は同時に地面に倒れた。
エクソのガーディアンはよろめきながら立ち上がった。倒れたケルをずっと見つめた。頭蓋骨に損傷を受けても倒れないフォールンなど、今までに見たことはなかったが、これはただのフォールンではない。彼はずっと待ち続けた。
「ゴースト?」 かろうじて聞こえるような小さな声を放った。ゴーストが現れる音が聞こえたが、なかなか視覚で捉えられないでいた。ゴーストはフォールンのケルを調べていた。
「息はありません。なので、もうこれで終わりですね?」
彼はヘルムを外し、横へ投げて膝間付いた。
これでデビルズのケルはいなくなった。この戦いはついに終わった。ようやく、帰ることができる。
「終わりだ。預言者とつなげてくれ」
「チャンネルに接続します。少し待ってください」
「お前か?」 預言者の声は心配するよりも、吉報を期待しているように聞こえた。
「はい。デビルズのケル、ソルキスを倒しました。この戦いも終わりです」
「なんという勇敢さと力。この世界にお前ほどの戦士はいないだろう。我々に平和をもたらしてくれた。我々は最後の炎を、デビルズの赤を燃やそう。皆がお前の功績を知るだろう」
「戻れるだけの体力があるかは分かりません。ここで少し休んでから帰還します」
「もちろんだ。だが—」
「何か他に心配していることでもあるのですか?まさか、他にもフォールンがシティへ進撃して来るのですか?」
「いや、まだだ。オシリスが水星で目撃されたと聞いた。カロリス盆地だ。ベックスに目を付けたそうだ」
「水星?チャンネルが多すぎます。1つ起動して信号を送ってください。オシリスは我々の平和を脅かします」
「お前の任務だ。忘れるな」
「もちろん、忘れることなどできません」
ゴーストは通信を切り、ガーディアンの命令を待った。
「ゴースト、私のベックス兵器を準備し、水星へ軌道を設定してくれ。あの年寄りと対峙しに行くぞ」