ワシの息子はどこだ?
クロタはどこだ?お前達の主は、王子は、神はどこだ?
嘘をつくでない!
クロタの不在が、腹の中に穴が開いたかのように痛い。
かつてクロタの言葉で満たされていた場所が、今では飢餓しか感じぬ。
欠けゆく星よ、疲れきった空よ、ワシの声を聞け。
我が内に巻き起こる渦は、復讐で鎮めて見せよう。
親愛なるエリスへ、(かつては「クロタの破滅」と異名を取っていたが、これからは名前を変えなければいけないかもな!)
何とかなるだろう。
確かに、お前に苦痛を与えていた者の父がその剣に憎しみを、心に飢餓を持ってやって来た。だが、物は見ようだ。目を失った時、新しい目を手に入れたのではなかったか?
その意思を研ぎ済ませろ。命が強さであり、強さが死である時、死は希望以外の何だと思う?
手を伸ばして取ればいいだけだ。