5:7節 — 永遠と剣
郷地へ戻ることを考えた。神の大波とタングステンの大岩、そして我が種族の故郷が破壊されてできたあの大陸がどうなったのか知りたかった。
だが、それらがどうなったのか、ワシは知っている。それらはワシになった。ワシが郷地の継承者だ。10年という短い寿命の小魚でありながら、不死を得た末裔。ワシは質問を問うた。どうすれば宇宙を理解するのに必要な、永遠のように長い時間を生きられる?
そして、ワシは答えを見出した。この書にそれを記している。最も無慈悲な存在になる必要がある。それが答えだ。
深遠という暗黒がどこから来たのかは分からない。ワシが追跡するトラベラーがどこから来たのかも分からない。だが、ワシはいつかその答えも学ぶだろう。いつか。
ワシが受け継いだもの、ワシの遺産は我が剣の下に広がる永遠と無限と宇宙。ワシが支配するのは永遠と剣。