「そこのランタンを取ってくれる?」と、エヴァが言った。「それから、その包装紙も。たくさん準備が残っているの」
「奈落の淵を暗黒に見向きもせず... 笑いながら... スパローで走る」
「笑い声は食べ物より効果的なことがある。だから、忙しくてもこうしてお祝いするの。暗黒に囲まれていてもね。でないと、希望を失ってしまう。希望が失われたら、結束して凍えるような寒さを切り抜けることなどできない」
「ただの現実逃避だな、エヴァ。私は現実から目を背けるなどできない。そんな平穏な日々はもう終わった」
「イコラに暁旦のクリスタルを作ってもらうのに一週間も説得し続けたの。現実逃避のためにそこまでやると思う? 誰が私達を暗黒から救ってくれるか考えて。絶望に押し潰されたガーディアン? それとも、喜びを知っているガーディアン? 私達を救ってくれるのは、愛と喜びよ、エリス。私はこうやって愛を広めているの」
「なら、良い暁旦を迎えてくれ、エヴァ」
「皆にとっても良い暁旦になればと思ってる」