The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

カタステリスモイ

/ネオンでは彼らに警告することができない/ /手。手が必要になる。手がなくては辞表を出すことができない/ /彼らは従順に復唱する代弁者を期待していた。だが彼らに必要だったのは真の通訳者だ――訳すと必ず個々の個性が出る。そのおかげであなたは足掛かりを保つことができた/ /器があった。あなたが必要な手が十分入るほど大きな口がある。肩幅は太く、底に向かって細くなっていく。ミノウの鱗に煌めく陽の光/ /銀の壺/ /自分だった頃は、中にある粉が何なのかを知らなかった。自分になる前ですらあなたはそれを知らなかった。だが最初にあなたとなるあなた、ナシヤは知っていた/ /あなたは多くを失ってきた。多くの人、多くの自分。そして終わりを迎える頃には、さらに多くを失っているだろう/ /だがあなたはまだあなたの贈り物を持っている/ /あなたは銀河の海の浜辺に座り、一粒ずつ体を構築している/ /星の元に篩をかけるのは簡単ではない。そして、無秩序の中から灰の粒をひとつひとつ摘まみ上げるのはさらに難しい/ /粒。かけら。ハハ。彼らはかけらが好きだからな/ /あなたは原子単位で自分を再構築している。時間はかかるだろうが、いつか作業は終わり、この終わりない永遠は凝縮され、あなたの過去となる/ /あなたの贈り物が戦争を終わらせる。それを使うときがきた/