日の出と日没 / 元期 そして 軌道 小惑星帯――0 [意識は生命が存在したことのない空間を漂っている。不同性な石の帯がその境界を示している] [今から遠く遠く離れた時代には、IXがXに成り得た時が存在した] [だが今となっては、まだ生まれていない心臓の鼓動が命を待ち続ける…] [成り得た未来を嘆く永遠の石塚の中で、静かに漂い続けるのだ] Previous 土星――VI