村
ノーラとブラムは我が子をアマンダと名付けた。二人はアマンダに語り尽くせないほどシティの話を聞かせ、娘はやがて二人と同じくらい思い入れを抱くようになった。休息と安堵、そして戦いをやめた話。危険をはらんだ長い道中で次第に募っていった恐怖心が和らぎ、少しの間だけ解放された話。安全という名の物語。
今では、シャペロンだけが安全を保障してくれるものだった。
一家は一晩の休息のために村に来ていた。そこは朽ちた建物やテント、あばら屋の立ち並ぶ半ば放棄された集落だった。だがひとまず村では家畜も飼われていて、苦い野菜の育つ畑もあった。
「ここがシティ?」アマンダは聞いた。
「違うよ」ノーラは答えた。彼女はいつも悲しそうにそう言った。
一家は住民と取引した。食料、弾薬、そして暖かい服。その夜、フォールンの襲撃があり、ノーラとブラムは住人と共に戦った。
アマンダは身を潜めながらも、母がシャペロンを発砲する場面を、そしてエーテルのシューという音を立ててフォールンが息絶える様を覗っていた。面識もなく再会することもないだろう人たちを守る両親の姿を。彼女にとっては、もはやそれも見慣れた光景だった。
しかし住人たちは感謝のしるしとして、一家を無人の牛舎に一晩滞在させ、ガス灯まで貸してくれた。寒い夜で、休息場所があり暖を取れることがありがたかった。
ブラムは食料を取り分け、ノーラはシャペロンを取り出して藁の中に横たえた。アマンダは興味津々で彼女の傍に近寄った。ノーラはアマンダが銃に手を伸ばし、銃身に施された渦巻き文様の浮き彫りを指先でなぞる様子を見守った。神聖なものに対する敬意ある行為。ノーラはそれが良いしるしだと分かっていた。娘はシャペロンを大切に扱うようになるだろう。武器としてだけでなく、思い出としても。
「私のママが別れ際にくれた」ノーラは娘にそう言って、銃のアンダーレールと銃身に沿って施された渦巻きと花の文様を見つめた。「でも、この浮き彫りを彫ったのは私」
それは彼女に集中できるものを与えてくれた。先へ進めないほどの猛暑や厳冬の日であっても、柔らかで繊細な曲線を慎重に彫りながら、世間では教わることのない美を学んだのだ。
アマンダは尋ねた。「撃ってもいい?」彼女は今まで一度も聞いたことはなかった。ブラムは心配して顔を上げたが、ノーラはただ笑って娘の髪をくしゃくしゃにした。
「だめ」ノーラは優しく、だがきっぱりと断った。アマンダの顔にはありありと落胆の色が浮かんだ。子どもだけが感じられるような大袈裟な、打ちのめされたような感情。涙は見せないにしても、他の何かに興味が移り、その何かに没頭してくれるまで、アマンダはこの先数日はへそを曲げるだろう。
ノーラは娘の銃に対する興味をなるべく削ぎたくなかった。
「綺麗にするのを手伝って」ノーラは提案した。「分解して元に戻す方法を見せてあげる。おもちゃの乗り物と同じよ」
アマンダの表情は、これが本当にやりたかったことだと物語っていた。
母と子は共に銃を分解し、掃除し、注油して再び組み立てた。ノーラはそれぞれの部品の名称を教え、どのような働きをするのかを説明した。すぐにアマンダは、そのすべての形状と質感を覚えた。各部品がどのように組み合わされ、どのように機能するか。部品がどのように全体を成すのか。アマンダは飽くなき好奇心を示し、すべてを吸収した。そしてその好奇心は、彼女のあらゆる考えと行動の原動力となった。
「毎回必ずこうやって手入れするんだ」ブラムは娘に伝え、ノーラが頷いて後を継いだ。
「撃つたびに新品同様にきれいにすれば、肝心なときに動かなくなる心配はない。こうすれば、長い間私たちを守ってくれるから」
それから彼女は娘のわき腹をくすぐり、アマンダは身をよじって笑みを浮かべる。そうしながらノーラはこの先も娘がこの瞬間のことを覚えているだろう、と実感するのだった。その姿を見たブラムが二人の隣に腰を下ろすと、アマンダが彼の膝の上によじ登った。ノーラはいつか娘に射撃を教えるときが来ると分かっていたが、射撃練習をさせるにはまだ幼すぎた。今はただ娘とこの時間を味わいたかった。
ノーラは言った。「人々の安全を守るためにこれを使う。それが重要なこと」
ノーラは夫が娘を抱く姿を見ていた。彼女はいつの日か、シティがアマンダの安全を守ると分かっていた。シティでシャペロンが使われることはあるのだろうか、とノーラは思い、そうでなければいいが、と静かに願った。