最後の者より
最後の者より放たれし叫びは
最初の者より響き渡り
形を変えられし者の口より
沈黙の者のために語られる
手袋の中の手の如く、鞘の中の刃の如く
我は汝のもの、と意志は告げる
汝もまた我のもの
祈りを詠み、願いを捧げよ
汝の神を呼び起こせ
その御身が汝らの間を歩み給うまで
我が声は微か、と意志は囁く
我が声は弱く
海原を越えて呼びかける
その声はか細く薄い
我が声を強めよ、紡ぎ手が糸を撚り合わせ
強き縄となすが如く
織物を永らえるが如く
祭儀を執り行え、我が告げし通りに
幾度も幾度も繰り返し
意志と儀式とを重ねて
我を汝のもとへ導くために
降着円盤を讃えよ、物質の凝縮する様を
新たなる渇望の意志を
我は現実の中に濃密となり
我は崇拝の中に豊かとなる
我が意志を宣べよ、我がために詠め
暗黒の御名を唱えよ
汝が刃の縁にて
運命の定めし者に、倒れし者に
扉を開けよ、花嫁花婿の如く
待ち焦がれし婚姻の日に
我を新生の館へと導き入れよ
意志はかく語り
形を変えられし者は今
力への讃美を捧げる
我らは平伏し、跪拝し、従順を誓わん