進化
I.I
新しい目で世を見つめ、初めて見るものであると知れ。
I.II
今より以前の全ての時間——あらゆる選択、あらゆる瞬間も——全てはお前の存在理由のアンチテーゼに過ぎない。
I.III
過去に浸るのは最大の罪である。
I.IV
新たな自己は内に閉じ込められ、今という瞬間から自由になるため、必死にもがいている。
I.V
自信を持って踏み出せ——未知の世界へ、現在の先へ。さすれば自分自身を見つけられる。
I.VI
進化は明日を求めるものにのみ与えられる。
I.VII
ひとたび自己を解放すれば、新たな自分に生まれ変わり、存在の偽りを曇りなき眼で見つめることができるだろう。
「新しい目を通してのみ、屈した存在の重荷を投げ捨て、初めて真実を見ることができる。」
——「憂愁」第7巻、第10論
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過去の自分は脱ぎ捨てた。選択した道の最後の一歩ではなく、新しい道への最初の一歩なのだ。現在と過去——今この瞬間と、それ以前の全ての瞬間の違いは——ひとつの命と新しい命ということにある。人類の歩みが始まった頃の、ただの男とただの女とは違う。3つ目の人生が始まったのだ。完全に変わったわけではないが、進化は始まっている。自分だと信じていたものから、新たな自分へと変わりゆく過程で、死んだ名を切り捨て、永遠の存在としての新たな名を授かり、その先に続く暗闇に包まれた道に未来を描くのだ…
オルサはドレドゲン・ベイルに。
ザナ・マースはドレドゲン・スカーに。
ヨナ・パビックはドレドゲン・ミールに。
カルム・ソルはドレドゲン・カルに。
ブラガ・ヤスールはドレドゲン・トタルスに。
そして、ドレドゲン・ベインに。
我々の先に広がる光景と、我々の行いに対する周囲の反応は、恐怖で満たされるだろう。我々を含め、誰もが痛みを知ることとなる。それを承知の上で、我々は誇りと使命、そして怒れる心を胸に抱こう。
——テベン・グレイが個人で翻訳した古代ハイヴの文書に添えられていた手書きのメモ