The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

グリモア: エリス・モーン――復讐のハイヴ神

エリス、不屈のエリス。クロタの破滅、オリックスの悲哀。シヴ・アラスの破滅。 お前が再びアウォークンの女王の手先に成り下がるとはな。お前は鍵のかかった門の突破口を探している。死後の世界への扉を蹴破ることができたというのに、今のお前はその格子を掴んで揺らすことしかできない。 お前はこの空間の主となることもできた。 足りない才能は学術的な素質で補った。大事なのはお前の意志であり、俺はそれを勘違いしていた。そしてお前は意志と共に燃え上がった! 勝利という名の気高き正当性だ。 長い歴史の中でお前に――いいや、俺たちに向けられた剣のすべて。復讐がオリックスを殺した。ならばそのきょうだいも殺せるはずだ。 だがお前は試合を放棄した。中途半端な致命傷など与えてどうする? お前は研がれた刃を捨てた。戦争の玉座は見捨てられた。何百万もの種族がその華々しい腫瘍の糧になったというのに。お前は苦労して勝ち取った証拠に見向きもしなかった。 俺ならお前を導くことができた。それがわからないのか? お前はこれからどうするんだ? 奴らの旗を蹴落とすのか? 血を流さずに復讐を果たせることを願うのか? お前はいくつの空間で己の大義の証拠を踏みにじったんだ? …俺の仇も討つつもりか? 俺がそんなことを求めているとでも思っているのか? 待て。戻ってこい。