オリックスの息子クロタに関して
女王陛下、
最悪の事態だ。どうにも… 感情をコントロールするのが難しくなってきた。だが、恐怖を抑えられないわけじゃない
クロタの悪夢に自身の失敗を責められると、制御できない怒りがフツフツと湧き上がってくる。私は失敗ばかりしている。
大災害により数え切れないほどの命が失われた。私のファイアチームも、私の人間性も失われた。そしてそれらが一斉に蘇った。私は木の枝で滝を止めようとするような、無駄な努力を続けている。私に勝ち目はない。私はまた失敗する。
希望を喰らいし者はトラベラーを追跡し、世界に崩壊をもたらした。我が友人たち… 彼の剣は友人たちから光を盗んだ。彼らの、光を。
クロタを許すことなどできなかった。何としてでも… 排除するしかなかった。
彼がガーディアンに倒されたことを知った時はとにかく安堵した。彼の死に満足した。喜びすら感じていた。
いずれは暗黒が勝利するだろう。既にその兆しは見てとれる。
私は先へ進むと誓った。これ以上は約束できない。私は失敗ばかりだ。
私を解放してくれ。