The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

ヒドン・スワームに関して

女王陛下、 クロタの従者が再び現れた。かつてクロタに仕えていたヒドン・スワームが再び結集したのだ。指導者はいないが目的ははっきりとしている。ピラミッドから発生しているエネルギーは、どうやら邪悪な者たちを引きつけたようだ。私でさえこの力の解明には苦しんでいるのだから、ヒドン・スワームは何も分かっていないのではないだろうか。 いずれにせよ、ピラミッドはガーディアンより先に月に到達し、長い間我々から姿を隠し続けた。私はヘルマウスの中に何年も閉じ込められていたが、その間もこの力はハイヴによって隠され、私の足下で眠り続けていた。その時に気づいていればどれだけよかったか。ヒドン・スワームはいつからピラミッドの力を調べていたのだろうか? ハイヴのおかげでどうやらピラミッドの壁はまだ破られていないようだ。 ピラミッドが起動したことでヒドン・スワームは慌てているようだ。ハイヴたちが怒り狂っている。彼らの儀式、そしてクロタの娘、ハシュルドーンの出現はヒドン・スワームが指導者を探してるか、あるいは軍勢を欲している者ならば誰であれ付き従うほどの順応性を持ち合わせているかのいずれかだ。 ヒドン・スワームを見くびってはならない。私はこのハイヴの危険性を熟知している。その凶暴性の前に多くの者が命を落とした。私も… 既に多くを失った。ハイヴのせいで私はゴーストを失った。目を失った。彼らは私に勝ったつもりでいる。だがそれは誤りだ。私は彼らの闇の魔術を使って生き延び、彼らの知識を手に入れた。私はハイヴの弱点を知っている。囁き声だけがそれを教えてくれる。その場所は地下墓地だ。そこに潜んでいる未知の影が、この世で最も邪悪な儀式を執り行おうとしている。 暗黒から生まれた邪悪な力が彼らを導くようなことになれば、これから何が起こるか考えただけでも恐ろしくなる。そのようなことはあってはならない。ハイヴの敗北は一時的なものに過ぎず報復を考えている可能性がある。だが次は我々の番だ。これ以上の躊躇は許されない。中に入るしかない。