不誠実なツテ
コーモラント級暗号メッセージを記録。
当然、プラクシック機関は現実を変化させるテクノロジーを懸念している。
だが、シティや人類の防衛は機関の役割ではない。彼らの役割は、暗黒の使者に対抗することだ。ベックスがその管轄に立ち入ってくるまでは、機関は丁寧に断ることしかできない。
すまない、イコラ。できることはした。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
いつもなら、カバルの活動を追跡するためにわざわざ労力を割いたりはしない。だが、潜みし者が火星で新たな宗派の活動を報告している。新しい制服と武器を揃えた奴らは、地元のギャングと活発に商売している。我らの管轄ではないが… 監視しておくべきだ。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
オマール・セイント・クロワによると、このカバルの新ファクションは火星における武器貿易に大きく関与している。奴らは今までのレッドリージョンの整備された下等品よりも優れた銃や装備を売りさばいている。奴らの後ろには強力な製造者がついている。その目的はまだわからない。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
火星のカバルはまだ標的として認可されていないが、それも時間の問題だ。賭けてもいい。ガーディアンに対立せずにここまで装備を収集できる組織は存在しない。奴らは今に超因果の武器を求め始めるだろう。そして、我らが現場で奴らに遭遇したときには、時すでに遅しというわけだ。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
カバルの新ファクションが超因果の武器を求め始めるのは時間の問題だと言った矢先… それは現実となった。屈曲の細道で奴らの制服を着た暗殺部隊がシュールを襲った。ガーディアンが居なくなったときを見計らって、暗黒時代流の強盗をしたようだ。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
シュールが盗まれたものは次のとおりだ。
バッド・ジュジュ(1)
マリフィセンス(1)
荒廃した彫像(1)
飛行記録(1)
奇妙なコイン、グリマー、そして通常装備には見向きもしなかった。目当てのものはあらかじめ決まっていたわけだ。奴らはこれからも最先端の武器を手に入れようとするだろう。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
シュールの事件の内容を確認したところ、気になる点がひとつあった。飛行データだ。奴らは武器だけでなく、シュールがそれらをどこで手に入れたのかを知りたがっていた。彼のツテをな。今になってみると、それが奴らの本当の狙いだったのかもしれない。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
シュールの襲撃者の本当の狙いは飛行記録だったという私の勘は間違っていなかったようだ。傍受した未確認のカバル船の通信にシュールのドミニオンと永遠の空間に関する言及があった。メッセージは9回リピートされていた。奴らは交信しようとしている。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
背徳者のカバルたちが事を進めているようだ。火星にいる潜入捜査員の報告によると、奴らの補佐官が元素周期表のサンプルを手に入れようとしている。そしてそのほとんどが無害だ。タングステン、ヨウ素、イッテルビウム、ネオジム、とまあこんな感じだ。奴らが手に入れている量では製造に役立てることもできない。何かがおかしい。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
タルシスにいるフォールンの雑兵を探ってみた。聞くところによると、カバルがサイオンのエンジニアに元素周期表が鍵となる暗号装置を作らせているらしい。元素周期表の用語ではなく、元素そのものが鍵になるのだ。奴らは外から助けを借りている。それもずっとずっと外からな。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
火星にある潜みし者の情報収集拠点からローカルの通信量が増加していると報告があった。カバルがシュールの飛行記録と元素暗号から何を得ようとしていたのかはわからないが、どうやら成功したようだ。火星にいるファクションの助力者が何者なのかはまだわかっていないが、奴らは何か大きなことを企んでいる。
コーモラント級暗号メッセージを記録。
エージェントがタルシスの他のギャングから間接的に情報収集をしている。どうやらカバルは放浪者のデレリクトを探しているようだ。放浪者が何か臭いものに足を踏み入れたようだ。奴のせいでカーペットが汚れることになるぞ。あのろくでなしはどこだ?