The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

忠告

暁旦は慈悲と贈答の期間。贈り物を渡されるのは気持ちのいいもので、自分のよく知る人が選び抜いた心のこもったプレゼントならなおさらね。無償の愛と共にプレゼントを渡す場合は、他者との関係が重要になる。もう知っているでしょうけど、プレゼントを貰うほうにも贈るほうにも得るものがある。 予想外にプレゼントをたくさん貰った時は、その贈り主をよく見てみることね。彼らに何かを渡したことは? 贈答は記録に残るわけではないけれど、惜しみないほどの賞賛と共に、あなたの名前が刻まれた高価な金の贈り物を溢れんばかりに受け取った時は、一端落ち着いて、なぜそれが贈られたのかを考えるべきよ。 貰ったプレゼントであっても、時には疑う必要がある。贈り主が前に誰を好んでいたのかを考えてみるといい。なぜあなたなのだろう? なぜ今なのだろう? その疑問に対する満足な回答が得られない場合は、かなりの確率でその贈り主はしっかりとそれをあなたへの「貸し」として勘定していて、いずれは取り立てに来る。 全てのプレゼントがタダで貰えるわけではない。それをよく覚えておくことね。 話は以上よ、親愛なる友よ。今回は特にエピソードもない、ただの忠告ね。