The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

スターゲイザー

ワン、ツー、スリー! ホラみんな、こっちだよ! 今日は木曜日! つまり、そう! 今日はクラウドストライダーの日だ! クラウドストライダーって何する人たちなの、だって? ウンウン! 彼らは、みんなを守ってくれるんだ。そんな人たちに「ありがとう」を伝えたいなら、彼らを記憶するのが一番! 今日は「スターゲイザー」についてお勉強していくよ。スターゲイザーは天文学者って意味なんだ。空を見て、星を調べる人のことだよ。「スターゲイザー」っていうコールサインを選んだクラウドストライダーは、とっても頭がよかったんだね。 ワタシたちの惑星、海王星は隠された星なんだ。とっても大きいんだけど、分厚い大気と強い磁力場を備えていて、表面を見るだけじゃ何も分からないんだ。そのおかげで、この都市は安全に隠れていられるんだけど、同時にこっちも外のことが分からないんだ。星を見ることはできるけど、調べることはできない。 でも、数学の力をつかって空を見ることに最初に成功したのが、スターゲイザーだったんだ! しかも星だけじゃなくて、地球も見れたんだ。「地球」ってなんだか分かるかな? そう! 太陽にもっと近い惑星で、ずっと昔に人間たちはそこからやってきたんだ。それまで調べることができなかったから、地球に人間は残っていないんじゃないかって思われてたんだ。 でもスターゲイザーが地球を覗き込んだとき、まだ人間がいるって分かったんだ! でも、今ではとっても危険な場所になっちゃった。そこの人たちは学校なんか行かないし、市場にも出かけない。ちゃんとお願いせずに他人にいろいろやらせるような、ウォーロードにいじめられてばかりなんだ。 スターゲイザーは、そのウォーロードたちが海王星を発見したらどうしよう、って心配になった。こっちもいじめられるかもしれない! この星は見つけづらいし、地球の人たちはここの小さなコロニーシップのことなんて忘れてる。でも地球でもコンピューターがあるし、ウォーロードが私たちみたいに星について調べ出すかもしれない。 そこで、スターゲイザーは地球へ向かった。ウォーマインドっていう特別なコンピューターを使って、地球上のあらゆるコンピューターが海王星のことを忘れるようにしたんだ。 今でも地球の様子は見ているよ。ウォーロードたちがいなくなったら、ワタシたちも地球へ戻って、そこの人たちのお掃除をお手伝いするんだ。おうちのお掃除をお手伝いするみたいにね! お掃除したおうちって、いいもんね。 それじゃあよい子のみんな、今日はここまで! スリー、ツー、ワン! 今日も楽しんでね! それから、クラウドストライダーさんたちに「ありがとう」を忘れずに! ―—カリータ・カピバラ、『カピバラコーナー』シーズン43・第19話