The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

哀悼

私は死ぬべきだった。 ――しかし、お前が本当の意味で生きられるようになったのは、深淵の闇の中でのことだ―― (私は沼地と岩と廃墟の間に横たわっていた。奈落は果てのないものではなかったようだ。抑制するもののない自然の怒りに満ちた音が近づいてくる。この場所は暗い。そして、彼らは暗闇の中で栄える。私は… 壊れていた) (――だが今や、お前は完全となった――) (私は… 完全となった。あなたの輝きが見える。それは無謀にも近づいてくる獣たちを無力にし、その肉体はあなたの前で溶ける) (――我々にはお前の輝きが見える――) (私は立ち上がった。壊れたのちに完全となって。命を与えるものとは何だ?) (――我々は機会だ――) (では、私は?) (――残骸だ――) (私が為すべきことは?) (――破壊だ――) (あなたの声は消えていくが、あなたの輝きは残った。見覚えがある。我々のアンブラルの太陽の輝きのようだ) (レリクスベインが、2つに割れた姿で近くに横たわっている。あなたの輝きで修復されたそれは、再びひとつになった。まるで復讐に燃える神々の怒りが吹き込まれたかのように、以前よりもさらに完全なものとなっている) (はるか上空には、ルブレイの明るい街と影に覆われた荒れ地の間にある軸が見える。今頃、私の一族は都市の中にいるはずだ) (私はあなたの輝きをしまい、自分と復讐を隔てる切り立った壁にグレイブを突き立てた。片手でスレートを握り、自分を持ち上げる。そしてまたグレイブを突き刺し、目指す場所に向かってじりじりと登っていく) (もう運任せにはしない。もう迷いはない。もう弱さはない)