ネッスス – 3
「そういった生物の話は聞いたことがある」低い声を廃墟に反響させながら、ミスラックスが言った。「眼に炎を宿す者。延々と続く炎に苦しめられている者」
「エリクスニーは彼らがどこから来たものだと?」グリントが尋ねる。
「おぞましい実験で歪められてしまったハイヴだと言うものもいる」彼は呼吸器で息をつくために少し中断してから言った。「中には、暗黒に染まったガーディアンだと言う者も」
「ハウス・オブ・ライトで彼らの姿を見た者は?」
ミスラックスはカチカチと低い音を何度か鳴らした。グリントはそれをブツブツぼやいているものだと解釈した。「エンジニアのクリフィクスが、ネッススで目撃したと言っていた。だが…」巨大なケルはどう説明しようか悩んでいる様子だった。
「それで?」とゴーストが促した。「彼が何か?」
「人間の言葉で、悪気はないが理由もなく大声で騒ぎ立てる者のことをなんと言う?」と彼が尋ねた。
「ええと… バカ、ですかね?」グリントは丁寧に提案した。
「ああ、そうだ」巨大なケルが頷いて言った。「要するに、クリフィクスはバカなのだ」