日の出と日没 / 流浪者の物語 決意 細道の水場を見下ろせる小さな崖がある。彼はしばらくそこでくつろぐことにした。ここは静かだ。戦闘も少ないし、ガーディアンが顔を出す理由もあまりない。沈黙が呼び寄せたのは、彼女の記憶ではなく、彼女がここにいてくれたらという願いだった。 何をしていてもそう思わずにはいられないようだ。少なくとも、彼はその事実を認めるほかない。 よし、寄り道はあとひとつ。 Previous 再考 Next 回想