エイドの報告(27)
ハウス・オブ・ライト書記官エイドの報告書・ヘッドレスと呼ばれる存在について(続)
「ホール・ビトウィーン祭りの全体的なテーマは『破戒』のようのだ。祭りの時期には社会的拘束が取り除かれ、人間は自然と社会の境界線をまたぐことを許されていた。
人間の多くはこの機会に、リヴァイアサン上でバンガードが行った分離の儀式のような、祖先との交信を行っていた。だが、より冒険心の強い実行者がカボチャの力を用いて、全く新しい存在である『ヘッドレス』を作り出したという可能性も十分にある。
この捕捉の難しい生物の存在を決定的に証明してくれたグリントに感謝したい。しかし、ガーディアンとの研究調査を続けた結果、ヘッドレスの出自に関するグリントの結論には問題点があるように思える。この議論は、光の戦士たちがヘッドレスの落とす戦利品、そしてその内より出現する『キャンディ』と呼ばれる内臓を欲し続ける限りは続くと思った方がいいだろう」