第19章
シティでは、イマルとアーチィがコンピューターターミナルでヘッドレスのデータを分析していた。
「多分これで全部だ。放浪者は駄目だった」イマルが言い、アーチィは鼻を鳴らしてそれに答えた。
「その話はしたくない。奴は――奴は役に立つものを持ってなかったんだ。とにかく、我々にはグリントとエイドの調査記録、そして任務中にガーディアンから拝借した品々がある。それだけあれば十分なはずだ」
アーチィが怪訝な目でイマルを見た。
イマルがハイヴのシェルを身に着けてため息をついた。「今に分かるさ。さあ、物資を集めてこい。仕事にかかるぞ」