The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

イコラ II

//記録: O-003-IKO// どんなに高尚な志も、罪と同じように私たちを破滅へと導く。 ガーディアンたちに… 人類に対する私の唯一の責任は秘密を守ることだったのに、私はしくじった。最恐の敵がタワーの  ディープな所まで入り込んだというのに、私は昔を懐かしむばかりで、何の疑いもなく我々の無防備な心臓部を晒した。 今、あなたに指示をするバンガードはただ一人。ケイドに続いて、私も職務の犠牲となった。ザヴァラだけはそういった悲劇とは無縁のようだけど。単なる運なのか、それとも野心なのか。こんなことを言うのははばかられるけど、トラベラーの声を聞いたと主張する以前のザヴァラに残忍な一面があることは知っていた。でも最近では、その狡猾さを甘く見ていたのかもしれないと感じている。 ガーディアン、私がしくじったせいであなたが皆を救えなくなるようなことがあってはいけない。人類は、政治に縛られないチャンピオンを必要としている。玉座の世界に属する者たちやシティの誰があなたを止めようとしても、サバスンの散らばった記憶を見つけだして。そして常に情報をアップ  デー#トし、警戒を解かないこと。ザヴァラが私たちにとって予想外の脅威となる可能性があるなら、あなたは自分の身を自分で守るしかない。保険はかけておいたほうがいい。彼の役に立てそうなことを見つけておくといいかもしれない。身の安全を確保するために必要なことは何でもしなさい。力のあるガーディアンに付きまとうジンクスの犠牲者が私で最後になればいい。でもそうならなかった場合に備えておく必要がある。哀れなケイドと同じ運命を辿らないで。 あなたならやり遂げられると信じている。この役目に相応  しい者は他にいない。あなたほど策略に富んだ者なら、光を操る敵の先を行けるはず。 ――イコラ・レイ