The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

信念

[VanNetの暗号化ルーターより報告] 敵は自分たちが正義だと確信している。馬鹿げた話だ。 [ハイヴの革にイオの石で刻まれた私信] 昨日、奇妙なゴーストを見つけた。物資の中に隠れていたのだ。ゴーストがここまで近づくのはまれだ。たとえガーディアンが近づいてきたとしても、ゴーストは通常距離を取る。彼らはピラミッドに支配されることを恐れている。 だがこのゴーストにはスパイのような雰囲気があった。 勇敢さは常に大きな失敗と背中合わせの関係にあり、暴力は大いなる確信から生まれると敵は警告している。このメッセージはカモフラージュとしての符号の延長線上にある。私の仲間に対する警告だ。 時として死は、病ではなくその体の免疫反応によってもたらされる。圧力下では、酸素は毒となる。マラの言葉だが、善は時として我々の害となる… ザヴァラは厳格な軍人ではない。彼は戦略家だ。一方で彼が従えるガーディアンは戦術家だ。彼らは新たな脅威の訪れを待ち望んでいる。だが脅威が去ると途端に落ち着きを失う。勇敢な勝利を言い訳に、ザヴァラが臆病な司令官であることを証明しようとする。 ただ、彼は血の気の多い精鋭には動じない。彼が恐れているのは勝利の病だ。生まれたばかりの勇敢なガーディアンが容易い勝利に慣れてしまえば、退屈で面倒な敵と出会った時にどうなる? そして彼は、幾万ものか弱い光の戦士たちが、英雄のあとに続き、永遠にその命を失ってしまうことを危惧している。ゴーストがこれ以上作られることはない。我々は底の浅いコップから注がれている存在にすぎないのだ。 彼はシティを守るためなら何でもやるだろう。それが彼の信念だ。 私を裏切り者だと判断したら、果たして殺すだろうか? それは彼にとっても大きな傷になる。だが、彼は進んで自らの義務に苦しめられようとするきらいがある… [わずかな空白] エリアナがパイナップルの種を持って帰ってきた。 イオは農業に向いていない。だから栄養のある土と小惑星の粉末、そしてブイヨンのようなバクテリアペースト使って肥沃な土壌を作った。パイナップルの種をこの小さな農園に蒔くつもりだ。根があまり広がらないことを祈ろう。成長できるスペースは限られている。