The Grimoire Archive
グリモア トラッカー 書物

メモ、1966年

差出人: ヴィトスワフ・オストロフスキー博士、未確認信号部 申し訳ない、ビクター。無視したわけじゃないんだ。あの一件以来、部署全体が寝不足を大量のコーヒーで補いながら仕事をしてるんだ。無理もないだろ? 彼は俺たちの仲間だったんだ。 —————————————— 差出人: カリン・クラーク、会計部 プロジェクト「ジャンクション・アドバンス」の予算が増額されたことを知らせる通知です。配達員が明日、そちらに伺います。添付した書類を記入しておいてください。 —————————————— 差出人: ウィリアム・モファット、局長 フォークナー博士、「奇妙な物質」に溶け込んだ人間の保護に専念するよう、君のチームに正式に命じる。「奇妙な物質」は、我々の間で超次元的な物質の俗称として使われている。当該の機密作戦や研究に関する情報は近日中に閲覧できるようになる。 部署の責任者であるパーネル博士には現状を伝えてある。そちらの予算は会計部がすでに増額しているはずだ。方向性の変更に伴い、当部署の増員も行う。質問はパーネル博士あるいは奇妙な物質部の同僚に向けるように。 後味が悪いと感じるかもしれないが、私だって同じだ。これは我々のプロジェクトの標準的な手順ではないということは理解してほしい。普段は専門家の仕事に口出ししたりはしない。 残念だが、今はそれが必要とされている。証拠は何かがデイヴィス博士とイェロ捜査員を奇妙な物質に引きずり込んだことを示唆している。そして我々は、彼らの後を追わなくてはならない。 —————————————— 差出人: ユメイ・リー、奇妙な物質部 電話の周りで痕跡が記録されたことを考えれば、一番自然な結論だと思う。 —————————————— 差出人: ユメイ・リー、奇妙な物質部 私は間違っていた。電話の周り以外でも見つかった。人事部とセキュリティ部によって特定された、デイヴィスが消失した交差点でも痕跡が確認された。明日、ナピエをそちらのチームに配属する。